埼玉県の社寺仏閣

元郷氷川神社|数百年にわたり地域の鎮守神として鎮座するしあわせの宮(埼玉県川口市)

ちいさなお社は、地域の守り神として地元住民に親しまれたしあわせの宮

奉納されている水桶は、なんと1964年東京オリンピックの聖火台を制作した鋳物師の第一号作品というから驚き!

元郷氷川神社ってどんな神社

「川口九社」の一つとされています。

子宝(子授け)成就・子孫繁栄の神として広く信仰を集めているため「しあわせの宮」ともいわれています

元郷氷川神社の正式名称は「氷川神社」です。他の氷川神社と区別するために鎮座地である「元郷」を冠にして「元郷氷川神社」と呼ばれています。

ご由緒・起源

元郷氷川神社の創建は室町時代後期にさかのぼります。

室町時代後期、この地を治めていた岩槻太田氏の家臣である武将、平柳蔵人(ひらやなぎくらんど)が武蔵國一宮氷川神社を観請し建立された神社です。

創建当時は荒川の堤の側に建てられていたのですが、度重なる水難を避けるため、元和8年(1622年)に現在地へお遷り鎮まられています。

境内にある天水桶は、川口の特産物である鋳物で作られています。天水桶は、元々は防火用水として、雨水を貯めておく桶です。こちらの天水桶は、1964年の東京オリンピックの聖火台を制作した鋳物師の方の第1号作品だそうです!!

ご祭神

素盞嗚尊(すさのおのみこと/父)

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと/娘)

父子でお祀りされている神社は珍しい。

神社でいただける御朱印と御朱印帳

御朱印の中に「幸」が隠れていますよ。さあ!見つけられますか?優しそうで柔らかな筆の流れが素敵です。可愛い花の添え印入りです。

祭日には金字の御朱印を頂けます。

天水桶は地元の特産物

境内にある天水桶は、川口の特産物である鋳物で作られています。天水桶は、元々は防火用水として、雨水を貯めておく桶です。こちらの天水桶は、1964年の東京オリンピックの聖火台を制作した鋳物師の方の第1号作品だそうです!!

基本情報

元郷氷川神社
住所:埼玉県川口市元郷1-30-2
TEL:048-224-1466
URL:http://www.motogo-hikawajinja.com/