由岐神社の魅力を探る!!
天下泰平と万民幸福を祈念して、鞍馬寺の鎮守社として平安京の北方鎮護の役割を担わせた由岐神社はどんな神社なのでしょう?
由岐神社で頂ける御朱印情報
由岐神社のあれこれ
北の災いを鎮めるために鞍馬の山に鎮座する
古くは皇室の守り神として京都御所内にお祀りされておりましたが、天慶にはいり、大地震や平将門の乱などの災いが続き不安定な世情となったため、天慶3年(940年)に平安京の北方鎮護を目的に創建されました。
鞍馬一帯の氏神様として鞍馬山への参道の途中、九十九折(つづらおり)手前に鎮座するのです。
御祭神
大己貴命(おおなむちのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
桃山時代の貴重な建築ー割拝殿ー
中央が通路になっている拝殿を割拝殿といって、豊臣秀頼が再建したという桃山時代の貴重な建造物でもあり、国の重要文化財に指定されています。
鞍馬の火祭
御所にお祀りされていた由岐大明神を都の北方にあたる鞍馬の地に御遷宮した際、村人がかがり火をたいてお迎えしたことから、その時の様子を現在も伝えられているのが「鞍馬の火祭」です。
日本でただ一つの狛犬
こちらの狛犬は、親狛犬が子供を抱いている姿という珍しいもので、国の重要文化財になっています。子供を抱いている狛犬から子孫繁栄・子授け・安産の神様として古くから信仰されています。
ご神木は樹齢800年の「大杉さん」
天に向かって真っすぐにそびえたつ杉の木。「大杉さん」と親しみ深く呼ばれていて、一心に願えば願いが叶うとされています。願う価値あり!!デス。
階段途中で大杉さんを見上げてしまうと、後ろに倒れてしまう恐れあり。ご注意くだされ!!