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寒川神社|全国唯一の八方除の守護神(神奈川県寒川町)

霊峰富士を源とする清流相模川がおりなす自然の中に寒川神社は鎮座します。
全国唯一のあらゆる災難を取り除く八方除の守護神を祀る神社は、およそ1600年の歴史を持つ古社。

古くは朝廷をはじめ、源頼朝、武田信玄、徳川家代々、さらには民間と幅広い信仰を受けてきました。

社殿が建つ境内はレイラインと呼ばれる光の道(パワースポット)。

寒川神社のここを見て欲しい!

御祈祷を受けた人だけが入ることができる「神嶽山神苑」 は、かつては禁足地だった御神域。

寒川神社神社でいただける御朱印

寒川神社のあれこれ

ご祭神

寒川比古命(さむかわひこのみこと)

寒川比女命(さむかわひめのみこと)

相模国で「水の神」として崇められてきました。

御由緒・ご神徳

雄略天皇(四五六~四七九)の御代に奉幣、また神亀四年(七二七)社殿建立と伝える記録があり、少なくとも約千六百

すべての悪事災難をとり除き、福徳開運を招き、生活に限りない恩恵をもたらすといわれています。

江戸の裏鬼門をお守りする神社

寒川神社は江戸(東京)から見て南西(坤)の地に鎮座していて、江戸(現在の皇居)の裏鬼門にあたります。

また、通常社殿は南向き、もしくは東向きに建てられるのですが、寒川神社は南西を向いているので、古来より関八州の守護神として、また江戸の裏鬼門をお護りする神社として崇敬され、とりわけ八方除・方位除の神様として信仰されてきました。

八方除けとは:

相・家相・方位・日柄などに起因するすべての禍事・災難を取り除き家業繁栄・福徳円満をもたらし、身に降りかかるあらゆる厄災から身を守ってくれるご神徳。

桧造りの三の鳥居と神池橋

渾天儀(こんてんぎ)

社殿の右隅にある「渾天儀(こんてんぎ)」のレプリカ。

渾天儀とは天体の位置・星等を観測する道具のことです。龍は天空を支えるという故事にならって四隅に龍が配置されています。

パワースポットはご本殿の裏にあり

相模川の河口から約七キロメートルほど遡った低い台地。古代には相模湾がこの辺りまで入り込んでいたと思われ、現在も霊峰富士を源とする清流相模川がおりなす、豊かな自然が残る杜の中に鎮座しています。

神嶽山神苑

寒川神社御本殿の奥に位置するのがこちら「神嶽山(かんたけやま)」

寒川神社の起源に深く関わりがあると伝えられる「難波の小池」を中心とした神苑は、池泉回遊式の日本庭園が広がり、茶屋や資料館も併設しているのでちょっとひと休みにおすすめです。

古来より御本殿の真裏に位置し、寒川神社の起源に深く関わりがある神聖な泉として伝えられてきました。

1月2日の追儺祭では、この池の水を竹筒に汲んで神前に供えたあと、境内に撒き一切の邪気を祓います。

開苑期間:3月上旬~12月13日まで
     毎週月曜日は休苑(祝祭日は開苑)
開苑時間:9:00~16:00

▼大きく立派な狛犬です。

寒川神社基本情報

寒川神社へのアクセス